<ゴムって何?> No.1:ゴムらしい特徴
ゴムらしさを知る ― 身の回りで活躍するゴムの3つの特徴
ゴムは、私たちの日常のあらゆるところで使われています。
輪ゴム、タイヤ、水回りのパッキン、防振ゴムなど、意識せずに使っているゴム製品は実はとても多く存在します。
では、これらの製品を支えている「ゴムならではの特徴」とは何でしょうか?
ここでは、ゴムを語るうえで欠かせない “ゴムらしい3つの特徴” をご紹介します。
特徴1:大きく変形する(柔らかいのに固体)

ゴムは 高分子の三次元網目構造 を持つため、固体にもかかわらず 非常に大きく変形できる素材 です。
小さな力でも数百%以上の伸びが生じ、輪ゴムのように “2倍以上に伸ばせる素材” は身の回りでもほとんどありません。
この「大きく変形できる柔らかさ」が、ゴムの特徴の1つです。
特徴2:変形しても元に戻る(ゴム弾性)

これもゴム特有の 三次元網目構造 による「ゴム弾性」の働きです。
ビニールや練り飴のように簡単に変形する素材はほかにもありますが、数百%伸びても元どおりになる素材 はゴムのような架橋構造を持つ材料ならではです。
特徴3:高い機械的強度

ゴムは柔らかいだけでなく、強い力が加わっても破壊されにくい“機械的強度” を備えています。
プラスチックと比べても、引張強度・引裂強度に優れたものが多く、過酷な環境でも長く機能し続けます。
この “柔らかさ × 強さ” の両立こそ、ゴムがさまざまな工業製品で使われ続ける理由です。
まとめ:ゴムだけが持つ「しなやかで強い」特性
大きく伸びる。
元の形に戻る。
それでいて強くて壊れにくい。
これらを同時に満たす素材は、実はゴム以外にはほとんどありません。
身の回りを見渡すと、「ゴムだからこそ成立しているもの」がたくさんあることに気づくはずです。
ぜひ、「もしこれがゴムじゃなかったら?」「逆にこれがゴムだったら?」と考えてみてください。
ゴムの奥深さが、少し身近に感じられるはずです。